2012年6月28日(木)宝塚ベガ・ホールにて
第11回ベガ新人演奏会が終演いたしました


リハーサル中です

レンガ造りにステンドガラス、シャンデリア、そしてパイプオルガン。
舞台も客席も雰囲気のある空間を楽しめ、ピアノ・スタインウェイの響きも抜群


『 第11回宝塚ベガ新人演奏会 』
2012年6月28日(木)18:30開演(18:00 開場 )
場 所:宝塚ベガ・ホール
入場料:一般2500円
出 演:
竹田加奈子(ピアノ)リスト/2つの伝説「Ⅱ.波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
藤井なつみ(声楽)ベッリーニ/ああ、幾度か、ドレッタの夢
齋藤奈都美(ピアノ)シューマン/幻想曲ハ長調 Op.17 第1楽章
永島可愛(ピアノ)メトネル/悲劇的ソナタOp.39-5
松井るみ(声楽)R.シュトラウス献呈、ベッリーニ/ああ、信じられない
川西千成美(ピアノ)プロコフィエフ/ピアノソナタ第8番 Op.84 第3楽章
富永貴子(声楽)トスティ/賢者の言葉よ、何を語っているのか、プラテッラ/白い道
立川正美(サクソフォーン)トマジ/サクソフォーン協奏曲
野田晶子(ピアノ)甲田潤/ピアノのための「変容」
ベガ・ホールは宝塚駅から阪急宝塚線で一駅「清荒神駅」にあります。

ベガ新人演奏会への出演資格は審査の結果でした

皆さん遠方からの出演者とは聞いていましたが、お話していると埼玉や福島や愛知・・・関西だけではないことに驚きました

そのせいか、客席はガランとして出演者の知人や家族のみ

今日はただ演奏するだけではなく、審査がさらに入るということで(もう今まで審査したのだから今日ぐらいは、いらない気もしたのですが

)コンサートというよりは、コンクールの空気でした

。
結果、「入選」の表彰状を頂き帰りました

特別な賞ではありませんが、納得のいく結果でとてもさわやかな気分


こちらはピアノ調律師の番匠守さん

シンフォニーホール、いずみホール、松方ホール、芸文センター、などなど・・・お仕事されています。
気さくな楽しい方です

姫路城に上られたそうで内装の写真を見せて頂いたり・・・そこは私の地元・姫路市なのに

逆に勧めて下さいました


お世話になりました

今後とも宜しくお願いします

ビデオ撮影は禁止

ということで音源のみのYouTubeです。
今日で

弾きおさめ

の私の

リスト作曲:伝説より波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ

です。
少しこの曲の解説を含め思いを書きます



リストは人生で最も辛い晩年に、キリスト教に元ずくお話で

信じることの強さ

に感銘を受け


聖フランチェスコが波の上を歩いて渡った

という伝説を讃え作曲しました

嵐の荒れ狂う波の中、一本の小さな光が海を差しやがて眩しいばかりに水面を照らし聖フランチェスコが堂々と渡る。その後、「語り手」の継ぐ

伝説

に民衆は静かに耳を傾け涙する・・・

この曲には二年前からレパートリーとしてお世話になりました。
今まで、悲しく辛いときや何かに絶望したときは、この曲が私の心を癒してくれました。
まだ頑張れるような気がしました。

弾きおさめ

と思っていた今日は最後に差し掛かったところで演奏中に「語り手」の場面でメロディがあまりにも切なく聴こえウルッときました。
今まで思い出をありがとう、暫くお別れして、また新しい一歩を踏みます

ピアニスト彩乃姫と彩乃ママも駆け付けてくれました


11月・12月は彼女と頑張ります

応援宜しくお願いします


終演時間が遅くなったので大阪の親戚
ヨコノさんのお家で一泊

コントラバスからバイオリンまで弦楽器を扱っています


最後に

ミニチュアダックスの弥生ちゃん